アクセサリー・宝石

2023年02月01日

使わなくなった貴金属を上手に処分する方法とは?

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貴金属は時代の流れでデザインに変化が出やすいものです。また、壊れたりサイズが変わったりすると使わない人も多いでしょう。タンスにしまっておくなら現金に換えるという方法があります。ここでは、壊れても売れる理由や処分方法について解説します。

デザインが古くて眠っている指輪

貴金属のデザインは時代で変わります。服と同じように流行があるため、古いものだと恥ずかしくて着けられないという人もいるのではないでしょうか。特にバブルの頃に流行したブランド品の貴金属になると、使うことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、購入したときにはどれも相応の値段がついていたものです。そのまま眠らせておくより現金に換えてみましょう。

「デザインが古いのに売れるの?」と疑問を持つ人もいますが、貴金属は全体的に大きく値崩れすることが少ないというメリットがあります。物によっては購入したときよりも高値がつくということも珍しいことではありません。ストーンのついたものは購入時より下がる傾向がありますが、地金だけのものなら良い条件での売却が期待できます。

なかでも価格の変動が少ないのが金といわれています。購入するときにはプラチナの方が高価なものが多いですが、プラチナは加工に手間がかかります。そのため、プラチナは購入時より安くなることもあります。

切れてしまったチェーンでも売れるって本当?

ネックレスやブレスレットは、切れてしまうとなかなか修理をして使う人は少ないかもしれません。しかし、使わないなら手放すことをおすすめします。

壊れてしまった貴金属は売れないと思ってしまう人が多いですが、実際には違います。そして価値にもほとんど影響しません。なぜなら「地金」として価格がつくからです。切れたり壊れたりした貴金属は、アクセサリーとして中古で売るより溶かして再利用されます。そのため、そのときのレートでの買取になるのです。

そして売れるのは壊れた貴金属だけではありません。ピアスのキャッチなどのようなパーツだけでも買取してもらえます。壊れた貴金属を売却する時に細かいパーツがあれば一緒に出してみましょう。思わぬ値段がつくこともあります

値段がつきやすいストーンの特徴と条件は?

貴金属のなかでもストーンのついたものは購入時よりも値が下がりやすい傾向にあります。買取をするときには、ストーンを除いた地金の部分だけで査定するのが一般的です。しかし、そんななかでも値段がつきやすいストーンもあるので説明します。

ダイヤの場合なら、1石が0.3カラット以上あるものならストーンとしての査定対象になることがほとんどです。買取業者によっても基準が多少なり違うので、0.5カラット以上としている場合や0.25カラットでも査定してくれるところはあります。

カラーストーンはさらに値がつきにくいですが、1石で2カラット以上などの大きなものや、レアなものは査定対象になります。ストーンつきのもので売却することも考えて購入するなら、ダイヤならできるだけ1石が0.5カラット以上、カラーストーンならレアストーンか最低2カラット前後はあるものがおすすめです。

近所に買取店がない!そんなときでも安心!

売りたい貴金属があるけどリサイクルショップを利用したことがない、近所にもないという人は便利な出張買取もあります。どこの買取業者も出張に対応しているわけではありませんが、インターネットで検索すると見つけることができます。自宅まで買取に来てくれるので便利です。

なかには、貴金属以外にもブランド食器や酒類、着物に切手など幅広く買取してくれるところもあります。買取業者は上手に利用すると自宅にある不用品を処分できるので、いろいろ比べて検討してみるといいでしょう。

どこがいいか迷ったら、電話やメールで不明な点を聞くのもいいですし、評判を見ると参考にできます。貴金属は壊れていても古いものでも値段はつくので、買取業者を利用して処分しましょう。